「軽い商品なのに、思ったより送料が高かった」。中国輸入を始めた方からよく聞くお悩みです。原因の多くは容積重量(ようせきじゅうりょう)にあります。
この記事では、容積重量の計算方法と、実際の送料がどう変わるのかを、青山代行の国際送料表を使って具体的に解説します。
容積重量とは?
容積重量とは、荷物の大きさ(体積)を重さに換算した値です。飛行機やトラックは、重さだけでなく「どれだけ場所を取るか」でも運べる量が決まるため、軽くてかさばる荷物は大きさを基準に運賃を計算します。
実際の重さ(実重量)と容積重量を比べて、重いほうで送料を計算します。
容積重量の計算方法
青山代行の国際配送では、次の式で容積重量を計算しています。
縦(cm)× 横(cm)× 高さ(cm)÷ 5,000 = 容積重量(kg)
「5,000」の部分は運送会社やサービスによって変わることがあります(6,000などを使う会社もあります)。見積もりを比べるときは、この数字も確認しましょう。
計算例
| 箱のサイズ | 容積重量 | 実重量 | 送料の計算に使う重さ |
|---|---|---|---|
| 60×50×50cm | 60×50×50÷5,000=30kg | 12kg | 30kg(容積重量) |
| 40×30×20cm | 40×30×20÷5,000=4.8kg | 6kg | 6kg(実重量) |
| 50×40×30cm | 50×40×30÷5,000=12kg | 5kg | 12kg(容積重量) |
1行目のように、ぬいぐるみ・クッション・衣類など軽くてかさばる商品は、実重量の2倍以上の重さで計算されることもあります。
航空便と船便では、どれくらい送料が違う?
青山代行の国際送料表(2026年10月時点)で、同じ重さを送った場合を比べてみます。燃油サーチャージは含みません。
| 計算に使う重さ | 航空便(OCS・約2〜3日) | 船便(コンテナ混載・約10〜20日) |
|---|---|---|
| 30kg | 30kg×24元=720元 | 30kg×19元=570元 |
| 70kg | 70kg×22元=1,540元 | 70kg×14元=980元 |
| 200kg | 200kg×20元=4,000元 | 200kg×8.5元=1,700元 |
重くなるほど、船便との差が大きくなります。急ぎでない商品や、まとまった数の仕入れは船便を選ぶと送料を大きく抑えられます。
なお、航空便は1kgまで100元、2〜10kgは140〜470元のように、軽い荷物向けの料金も用意しています。詳しくは国際送料の表をご覧ください。
送料を安くする5つのコツ
1. 商品に合った大きさの箱に詰め替える
容積重量は箱の大きさで決まるため、すき間の多い箱はそれだけで損をします。商品の量に合わせて箱を選び直したり、複数の箱をまとめたりするだけで、送料が下がることがあります。
2. 過剰な外箱・パッケージを見直す
中国の工場から届く商品は、1個ずつ大きな化粧箱に入っていることがあります。販売に化粧箱が不要な商品なら、OPP袋への入れ替えなどで体積を減らせます。青山代行でもパッケージ変更・OPP袋の交換を承っています。
3. まとめて発送する
国際送料は重くなるほど1kgあたりの単価が下がる料金体系が一般的です。複数のショップから買った商品は、倉庫でそろえてから1回で送るほうが割安になります。
4. 急がない商品は船便にする
上の比較のとおり、重さが増えるほど船便のほうが有利です。季節商品は早めに発注し、船便で送れるように計画を立てるのがおすすめです。
5. 在庫を中国に置いて、必要な分だけ送る
日本側の倉庫代やAmazonの保管手数料まで含めて考えると、売れる分だけを日本に送るほうが全体のコストが下がる場合があります。青山代行の中国倉庫(初めての方は2ヶ月無料)とFBA直納を組み合わせる方法もあります。
送料以外にかかる費用にも注意
国際送料のほかに、次の費用がかかる場合があります。利益計算のときは忘れずに入れておきましょう。
- 燃油サーチャージ
- 関税・輸入消費税(商品の種類や金額によって変わります)
- 通関手数料・立替手数料(日本側の運送会社から請求されます)
- 沖縄・北海道あての加算(青山代行では沖縄は1kgあたり10元、北海道は5元を加算)
まとめ
- 国際送料は「実重量」と「容積重量」の重いほうで計算される
- 容積重量=縦×横×高さ(cm)÷5,000(青山代行の場合)
- 軽くてかさばる商品ほど、容積重量の影響を受けやすい
- 箱の見直し・パッケージの簡素化・まとめ発送・船便・中国在庫の活用で送料は下げられる
「この商品だと送料はいくらになる?」という試算だけでも、お気軽にご相談ください。商品のサイズと数量が分かれば、航空便と船便の両方でお見積もりします。
